日本バイオ炭コンソーシアム
島根県立大学からの訪問
島根県立大学 伊藤ゼミの学生が立命館大学を訪問
8月26日から8月28日の3日間のスケジュールで、日本バイオ炭コンソーシアムの会員でもある島根県立大学地域政策学部 伊藤豊准教授とそのゼミ生6名が立命館大学日本バイオ炭研究センターを訪問しました。
伊藤ゼミでは大学キャンパス周辺の放置竹林の竹を簡易型炭化機で炭化し、竹林の整備を行うと同時に、そこでできた竹炭を農地に施用し、野菜を栽培し、その野菜(クルベジ)を販売する活動をしています。
亀岡市環境プロモーションセンター
今回の訪問の目的は、今年の12月に京阪百貨店住道店でゼミ生が栽培したクルベジ野菜を販売するにあたり、その事前打ち合わせと販売場所の視察をすることにありました。
初日の8月26日には、立命館大学いばらきキャンパスで、日本バイオ炭研究センターの柴田晃センター長からバイオ炭の「バイオ炭を使った農地炭素貯留と農作物のエコ・ブランド「クルベジ🄬」についての講演を聞き、「バイオ炭に着目されたきっかけ」や、「今後のクルベジの展望予想」などの質問が出ました。
午後には立命館大学経営学部准教授であり、日本バイオ炭研究センターの運営委員をしている林先生のゼミ生とお互いの活動の紹介をし、林ゼミの学生からは「このバイオ炭の農地施用とクルベジ販売の活動で何を目指しているのか」伊藤ゼミの学生からは「クルベジを一般の方々にわかりやすく知ってもらえる方法についてアイデアはあるか」などについてとても活発な意見交換がなされました。
翌27日には、亀岡市環境プロモーションセンターにて、「クルベジ🄬」を実際に栽培している農家さんのお話を聞き、続いて亀岡市役所の方に資源循環推進事業、剪定枝炭化事業についての説明を受けました。その後、クルベジを販売しているスーパーマツモト荒塚店にてどのように販売されているのかの視察を行いました。
最終日は販売場所となる京阪百貨店住道店に出向き、実際にどのように販売されているのかを確認し、店舗の方とクルベジの取り組んだきっかけ、今回の取り組みでの販売方法や、ポップの打ち出し方、アンケート実施方法などクルベジの販売に向けて意見交換がなされました。
島根県立大学の学生の店頭販売は12月上旬を予定しています。
お近くの方はぜひお出かけいただければ幸いです。