top of page
日本バイオ炭コンソーシアム
企業訪問(菜の花館)
菜の花館(NPO法人愛のまちエコ倶楽部)訪問
団体名:NPO法人愛のまちエコ倶楽部
所在地:滋賀県東近江市
カテゴリー:製炭者
原料:籾殻
使用炉:関西産業 LM150
バイオ炭生産量:40t/年
「あいとうエコプラザ菜の花館」(通称:菜の花館)は資源循環型地域づくりをめざす拠点施設として2005年に旧滋賀県愛東町(現東近江市愛東地区)で活動を開始しました。その菜の花館の指定管理者をしているのがNPO法人愛のまちエコ倶楽部です。
菜の花館では、菜の花を通じて地域資源循環を行う菜の花エコプロジェクトを行っています。その活動とともに行っているのが、もみ殻くん炭の製造です。くん炭も菜の花プロジェクト同様2005年から製造・販売しています。原料となるもみ殻は近隣のライスセンターから回収し、連続式機械炉で年間を通じて籾殻くん炭を生産しています。籾殻くん炭は100Lと40Lの2サイズで、菜の花館内で販売し、主に近隣の農家さんが購入されます。定期的にバイオ炭施用をしている農家さんとは、菜の花館、クルベジ協会と協力して2021年にJクレジットの申請も行いました。
IPCCの報告書にバイオ炭の鉱質土壌の農地・草地への投入に伴う炭素固定量の算定方法が掲載され、バイオ炭の農地施用が地球温暖化対策となることが国際的に認証されたのは2019年、つい最近のことです。菜の花館ではそのずっと以前から、地域の余剰バイオマスであるもみ殻に着目し、地域で活用してきました。
菜の花館では見学も受け付けています。資源循環の地域モデルを構築する上で参考にされてはいかがでしょうか。
館内写真と製品写真
bottom of page